運動主体感(Sense of agency)
手や口などの動いている身体部位を動かしているのは自分自身であると感じる感覚
身体所有感 (sense of body ownership)
と異なり、自ら身体を動かしたときにのみ生じる
運動麻痺を有する患者の中には、自身の麻痺を認めない状態を伴う場合がある
病態失認(anosognosia)
自分の意思で麻痺した手足を動かすことができないにもかかわらず、その麻痺肢に対して運動主体感を抱いてしまうという錯覚を経験することがある